ユーブライドで出会った八王子さんと、将来、子どもが欲しいかどうかという話になった私。
私は思わず、「できるか分からないけれど、ほしい」と言ってしまいました。
そんな言われ方をすれば、当然、八王子さんも心配になります。

八王子さんの不穏な表情に、私は言い方を失敗した、と後悔しました。
たとえそれが真実であったとしても、「できるかわからない」なんてつける必要はなかったのです。

失礼ですが、何か問題でも?
そりゃそう思うよね。
実際のところ問題は年齢くらいですが、「何も問題ないのに子どもがなかなかできない」という話、恋愛に縁の薄い私でも聞いたことがあります。


………確かにそれもそうですね
言葉の上では納得したような感じでしたが、実のところは納得できないのか八王子さんは少し難しい顔をしていました。
現在の婚活状況や、結婚願望、子どもの希望など、これまでに出会った人の中にないほどディープな会話が続く、八王子さん。
八王子さんの攻撃は、なかなか終わりません。

子どもは何人ほしいと考えていますか?
八王子さんが質問してきます。
欲しいとは思っていたものの、あまり具体的に考えたことがなかった私。
でも、一人っ子ではなく、兄弟がいたほうがいいと思いました。

できれば二人欲しいです

そうですか。僕は一人の子に十分な愛とお金をかければいいと思っているのですが、なんで二人がいいんでしょうか?
なるほど。
そういう考え方もあるんですね。
私が兄弟がいたほうがいいと思う理由は至ってシンプルです。

私自身、兄弟がいて、兄弟がいるのはいいことだと思ったからです

なるほど。僕にも妹がいますが、その考えはありませんでした。兄弟仲がいいんですね
ここから家族構成の話になり、両親の兄弟構成や子どもが何人いるか(私にとってのいとこですね)などなど詳しく聞かれました。
同じように八王子さんも話してくれました。
頭の中に家系図を描きながら、もう何年も会っていない叔父や叔母、いとこに思いをはせましたよ。
結婚を意識するとなると兄弟や家族構成が気になるのは、まあ、当然と言えば当然だと思うんですが、まさか両親の兄弟構成まで聞かれるとは。
結婚を意識するとは、こういうことなんでしょうか。

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