同級生の五味さん(4)お見合いの返事は……

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結婚相談所で出会った同級生、公務員の五味さん。

初回の顔合わせであるお見合いではそこそこ話が盛り上がった気がしたものの、一時間ほどで解散になってしまいました。

私としては、好印象だったので、

結婚相談所のホームページから「仮交際へ進む」ボタンをクリックしました。

しばらくすると、相談所の所長兼アドバイザーの沢田さんから電話がきました。

「今、お時間よろしいですか?」

と沢田さん。

私は五味さんともっとゆっくりするつもりだったので、時間は有り余っています。

「『仮交際へ進む』を選択されているのを拝見いたしました。五味さんへの印象は良かった感じですか?」

「そうですね。話しやすい方で、話も盛り上がったと思っています……」

「そうですか、それは良かったです」

「ただ、一時間ほどで解散になってしまって……。五味さんは私のことがイマイチだったのかなと言う気もしています」

「なるほど。それだけでの判断は難しいですね。相談所で『初回は30分から1時間』とアドバイスをしていて、それをきちっと守るタイプの方もいますので」

「そうなんですか」

「はい」

私の入会した沢田さんの結婚相談所でも「1時間程度を目安に」とアドバイスすることもあるようです。

その後は、服装やメイクなどのアドバイスをもらって終了しました。

返事が来るまではドキドキです。

返事は相談所経由のメールでくるので、一日に何度もメールを確認してしまいます。

そわそわしながら待ちますが、当日は来ず……。

そして、翌日の夕方に再び沢田さんから連絡がありました。

「五味さんからお返事がありましたので、ご連絡をいたしました」

と沢田さん。

就活なら電話が来れば次の段階に進め、メールや封書だけなら「さようなら」です。

つまり、これは就活ならOKのパターンですが、婚活ではどうなのでしょうか?

「シダさんは今回、OKのお返事をしていただいたと思うのですが、残念ながら今回はご縁がなかったようで……」

と沢田さん。

サラッと言われてしまいましたが、どうやら私、断られてしまったようです。

「そうなんですか……」

覚悟はしていたものの、思いのほかショックで、言葉が続きませんでした。

「今、シダさんはたくさんの方から申し込みをいただいていると思いますので、次は、二人くらいの方に『お見合い了承』を出してみませんか?」

「二人くらいの方に」

「一人の方にお返事をして、お見合いの予定を組んで、お返事を待って、そのお返事次第でまた次の方を探す……と言う方法ももちろんあると思うのですが、幸いにも今、シダさんは何人もの方から申し込みをいただいているので、時間がもったいないと思うんですよ」

と沢田さん。

沢田さんに言わせると、上記の方法だと、「次の方を探す」間に、その「次の方」は別の方とお見合いしてその方と交際を始めてしまうかもしれないということなのです。

確かにおっしゃる通りです。

「ゆっくり見ていきたい気持ちは分かるのですが、基本は一週間以内にすべての方に返事をするつもりで行きましょう」

その話を聞いていると私は少し落ち着いてきました。

「あの、私は何が悪かったのでしょうか?」

「『フィーリングの違い』とのことです」

「フィーリング……?」

「お断り理由の中にある項目の一つです。あまり深く考えない方がいいです。お見合いのお断り理由は、当たり障りのないことを伝えるケースが多いですし、真実を伝えてくるとは限らないので」

そういうものなのでしょうか。

「ショックだとは思いますが、次を向いていきましょう」

私は沢田さんにそう励まされ、次の方を探していくことにしました。

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