身内の不幸、そして結婚式の延期 その3

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宇野さんから結婚式の延期を打診された私。

「喪が明けるって……いつ?」

ふと疑問に思って尋ねました。

「1年は喪に服す」という言葉がふっと浮かんだのです。

 

「本来なら12か月間らしいんだけど、

それはさすがに長いから、せめて四十九日がすむのを待ってほしいらしい」

私たちはなかなかのスピード結婚を予定していたため、

この当時、招待状の返信締め切り頃でしたが、すでに結婚式当日までかなり近づいてきていました。

 

 

延期したくないのが本音でしたが、

宇野さんのご両親が延期を望んでいる以上、ここで強行しても

禍根を残すだけなので、のむしかありません。

「わかった。延期しようか。でも、一応、家族に相談してから正式な返答としてもいいかな」

「うん、わかった。ごめんね」

まあ、仕方ないです。

誰も悪くないことですから……。

 

これが一週間前とか直前だったらまた違ったんでしょうが、

今なら日程変更に伴うお金はかかりますが、十分引き返せますし。

 

 

その日はすぐに別れ、私は親に相談。

親も覚悟はしていた半面、

「私のいとこは、父親が亡くなっても四十九日待たずに結婚式してたけど」

とちょっと納得がいかない部分もあったようです。

 

そこは家族ごとに考え方が違うので

何が正しいのかは分かりません。

例え「四十九日を待たずに結婚式をしても問題ない」というのが世間一般での正解だったとしても

宇野さんのご家族はそうは思っていないので

何の意味もないんです……。

 

 

100%納得はしていないようですが、とりあえず両親からの了承は得たので

電話で宇野さんに報告しました。

宇野さんはひたすら謝罪してました。

 

 

招待状を発送した上での、結婚式延期が決まりました。

いったんキャンセルになるのか、それとも日程変更になるのかこの時点では

式場へ相談していなかったので分かりませんでしたが、

電話を切った後

なんだか結婚そのものがなくなってしまったかのような

すごく悲しい気持ちに襲われました。

本当につらかったのは宇野さんの方だと思うんですけれど、

少なくともあの瞬間は思いやる余裕がなくなっていました。

 
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