相談所「調布さん」(5) 貯金額を聞き出す男

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相談所で出会った調布さん。

飲み会トークから管理職の年収の話になり、ちょっと白けていた私。

「でも、飲み会に行ってると言いつつも、綾香ちゃんってめっちゃ貯金ありそうだよね」

は?

と言いたくなるのを堪え、

「いや、そんなことはないですよ」

と応じる私。

「1000万くらいあるんじゃない?」

ちなみに本当に言いました。

この飲み会が奢りかどうか、貯金額についての話題について、

一言一句同じとは言いませんが、ほぼ同じ内容の会話をしています。

調布さんは冗談で言っているとも思えない口調でした。

 

 

 

ここに至るまでのお金にまつわる話全てに結構嫌気がさしていた私は、

「私の年収知ってますよね?」

と調布さんに言いました。

 

調布さんの答えを待たずに、私は続けます。

「私は今、8年目なので、貯金1000万と言うことは年間120万以上貯める必要があるわけです。それに、最初から今の年収だったわけではありませんし、年収が今より低かったときも、家賃や食費、通信費などの生活費は一定金額かかってました。収入が少なくても削れない出費ってあるんですよ」

今から思うと、別にこんなことを言うのではなく、

「出会ったばかりの人と貯金の話をするつもりはありません」

と言えばよかったのかもしれません。

 

でも、カーッとなってしまっていた私は、いかに自分が1000万円の貯金をするのが難しい環境かを説明するという謎の行動に出てしまったのです^^;

もちろん怒鳴ったりはしてません。

笑顔を心掛けてました。引きつっていたかもしれませんけれど。。。

 

 

そんな私の勢いに押されたのか、

「そうだよね……。1000万はちょっと多いよね」

と調布さん。

「金額の問題じゃないんですけど……」

と言いながら私は「言い方を間違えたな」と感じたのでした。

 

 

そこから先は、趣味の旅行の話などをするという穏やかな時間が流れました。

 

しかし、終盤で再度仕事の話になった時、調布さんが

「役職って何歳からつけるの? 一番下の役職って何?」

と言う質問をしてきました。

この質問自体は別に構わないのですが、

やはり先程と同じような、「役職だといくらもらえるのか」というお給料の話になりました。

「だから本当に知らないってば……」と綾香心の声。

その後、女性管理職の話などになり、会社の状況を聞かれたので、

「私の会社は、独身もしくは独身並みに働ける既婚女性なら出世できますけれど、子供が生まれると難しいです」

と言いました。

友人の話を聞くと、どこの会社も似たような感じみたいですね。

出産かキャリアか選ばないとならない感じ。

「そういうもんなんだ……」

と調布さんは残念そうでした。

 
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コメント

  1. ゆめ より:

    いますよね、女の収入をあてにするやつ。早々に妻?の収入に期待するでき損ない男より、自分が稼ぐ!という発想の男を見つけたいですよね

    1. ゆう より:

      その逆もあるんですよ。男の金ばかりあてにして家事も何もしない女性。結婚したら寿退社して専業主婦になる女性。男性も今のステータスは下げたくない。

      1. 綾香 より:

        ゆめさん、コメントありがとうございます。

        そうですね、そういう女性も少なからずいますよね。
        なので、男性が警戒する気持ちもわかるんですが……。
        結婚を前提にした出会いですし、早めに見極めたい気持ちは分かるのですが、
        あまり露骨に聞かれると女性もひいちゃうのになぁ。。。と思いました。

    2. 綾香 より:

      ゆめさん、コメントありがとうございます。

      私の収入をあてにしなくても、
      十分稼いでいるのでは……と思ったんですが、
      もしかしたら結婚したら家計は別にしたいタイプの人だったのかもしれないなぁ
      とふと思いました。

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