シャン・クレール
さんのお見合いパーティーで出会った雪下さんとスペイン料理店で待ち合わせ。
雪下さんは予約してくださっていたようで、スムーズにお店に入ることができました。
店内はかなり込み合っていて、カップルや女性同士でにぎわっていました。
「パエリアがおいしいんですけれども、パエリアは時間がかかるんですよ。
綾香さんさえ嫌でなければ、飲み物と一緒にパエリアだけ頼みませんか?」
と雪下さんが教えてくださり、
「もちろんです。パエリア食べたいです」
私たちは飲み物と一緒にパエリアを頼むことにしました。
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雪下さんのおっしゃるように、パエリアには時間がかかるようで、店員さんが「40分ほどお時間いただきますがよろしいですか」と言っていました。
パエリアと飲み物を注文したところで、改めて料理のメニューを確認します。
正直どれもおいしそうです。
雪下さんにおすすめを聞きながら、難点化の料理を決めました。
しばらくすると店員さんが飲み物を運んできてくれ、そこで注文を。
そして乾杯。
「LINE、ありがとうござました」
乾杯が終わり、一口お酒を口に含んだ後、雪下さんは言いました。
「連絡もらえると思ってなかったので、とてもうれしかったです」
そういって雪下さんは笑いました。
雪下さんはもともとたれ目なのですが、笑うと本当にやさしげに目が細まります。
でも、そんなお礼を言うのであれば、最終投票で私に申し込んでほしかったなぁと、ちょっとモヤモヤ。
素直に喜んでくれているのはうれしいのですが、だったらどうして私に投票してくれなかったのだろうという気持ちが沸き上がってしまいます。
もちろん、そんなことは言えませんが。
「あ、忘れないうちに」
と言って、雪下さんはカバンの中をごそごそと探り始めました。
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