合コンで出会った色黒の営業マン石川さんと、
ベートーヴェンの三大ソナタのコンサートに行ってきました。
三大ソナタとは「悲愴」「月光」「熱情」の三つのことを指します。
そして、石川さんは「熱情」という曲が、弾くのも聞くのも好きだそうです。
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演奏は「悲愴」「月光」「熱情」の順番で行われました。
まず、ピアノのコンサートなんて久しぶりだったので、どんな服装で行けばいいのかよくわかりませんでしたが、とりあえずワンピースで参戦。
石川さんはジャケット着用されていました。
会場に入ってみると、年齢層が高めで上品な紳士・淑女が多い印象。
全体的に女性が多いです。
私の隣も石川さんの隣も女性でした。
ちなみに前に座っていたの女性だったので舞台が見やすかったのはよかったです。
そして始まった演奏。
悲愴は第二楽章が有名で、「聞いたことある」と思う人も多いのではないかな、と思います。
でも、演奏開始早々に私の隣に座っていたマダムが、安らかな寝息を立て始めました。
「ま、まさか!?」と思いつつも、確認するのは失礼かと思い、舞台に集中する私。
上の動画より、テンポは速めでしたがそれでもゆったりとした素敵な曲、悲愴というタイトルにもかかわらずα波が大量に分泌されて癒やされ、果ては眠りの世界へと突入してしまう気持ち、わからなくはないです。
ちなみにマダムは悲愴が終わった時の拍手で目を覚ましました。
そして次に始まるのは月光。
月光は月の光をイメージしているだけあって、第1楽章がとーっても暗めなんです。
私もついつい眠くなりそうでしたが、隣のマダムがいびきをかき始めてびっくりしたおかげで、何とか目を覚ましていられました。
第2楽章と第3楽章はまた雰囲気が全く変わります。
月光の後に休憩が入ったのですが、隣のマダムがご友人らしき方と「今日の奏者の指の調子がなんちゃら」と言いながらおそらくお手洗いに行くべくいったん出ていきました。
石川さんのところまでいびきが聞こえていたみたいで、
「あの人、すっごい寝てたよね( @_@;)」
と驚き半分、あきれ半分で言っていました。
そして休憩時間を挟んで始まった石川さんお気に入りの「熱情」の演奏。
とても素敵でした。
石川さんもこんな風に弾くのかしら、と演奏者が腕を振り上げたりするたびに思いました。
三大ソナタ、流し聴きで予習してきましたが、やはり実際に生で演奏を聴くのとは全く違いました。
お誘いしていただいた石川さんには感謝です。
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